先日、本堂向かって左側の鬼瓦の補修工事が行われました。
当山では禅堂・鐘楼堂以外の全ての諸堂で愛媛県今治市
菊間地区の伝統特産品である「菊間瓦」が使われています。
境内にある数百枚の瓦も職人さんが一枚一枚心を込めて
作ってくださいました。
貴重な伝統文化を後世に継承していきたいものです。
お寺に来られた際には、じっくりと瓦をご覧ください。
◎菊間瓦
愛媛県今治市菊間町に由来する技や製法により菊間町で
製造された粘土瓦。起源は鎌倉時代の弘安年間(1278年〜1288年)、
豪族・河野氏の支配下で製造が始まったとされ、
約750年の歴史をもつ。江戸時代に松山藩の奨励によって発展した。
堅牢で耐久性・耐寒性ともにすぐれ、いぶし銀の特有の色と艶が特徴。
高級和風住宅や神社仏閣の建築美を表現する際には欠かせない瓦である。
愛媛県伝統的特産品。
コメント